鉄道関連

JR北海道「赤い星」「青い星」運行開始時期と車両デザインを発表

JR北海道は2025年8月4日、地域活性化を目的とした「スタートレイン計画」に基づき、新たな観光列車「赤い星」と「青い星」の運行開始時期および現段階の完成予想図を公開しました。

これらの観光列車は、キハ143形気動車をベースに2編成・計4両を改造して製作され、「豪華」「上質」をテーマにデザインされています。

当初2026年春の運行開始が予定されていましたが、車体に想定以上の腐食や歪みが見つかり、補修に時間を要することからスケジュールの見直しが行われていました。

 

運行開始予定
赤い星
運行開始:2027年2月~

運行区間:札幌〜網走(函館線・石北線)

2027年7月以降は、旅行会社による貸切クルーズ列車として道内を運行予定

 

青い星
運行開始:2027年6月~

運行区間:旭川・美瑛〜富良野(富良野線)、その後は網走〜知床斜里(釧網線)でも運行予定

具体的な運行日、チケットの発売時期や販売価格、購入方法などの詳細は、今後順次発表されます。

 

赤い星車両デザイン
外観
北海道開拓使の象徴「赤星」をモチーフに、深みのある赤色で塗装。

車両前面および側面には星形のエンブレムや装飾が施され、重厚で洗練された印象を与えます。

内装
自然素材を活かしたラグジュアリーな空間演出が特徴。

1号車:ボックスシート+談話を楽しめるサロンスペース

2号車:食事や休憩に利用できるラウンジカー

3号車:セミコンパートメント(半個室)シート

4号車:畳敷きの展望個室(車両幅いっぱいの広さ)

 

青い星車両デザイン
外観
沿線のラベンダー畑や「青い池」をイメージした美しい青色を基調に、星型の装飾が車体を彩ります。

赤い星と同様、高級感ある仕上がりとなっています。

内装
快適性を重視したプレミアムな設計。

4人掛けの木製ボックスシートを採用し、ゆったりとした旅を演出

各号車には大型の窓を備えた展望スペースを設置

 

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