日本航空(JAL)の新型エアバスA350-1000型機の4号機(機体番号JA04WJ)が、8月1日に羽田空港に到着しました。
この機体はフランスのトゥールーズを7月31日午後3時30分に出発し、同日48分に離陸しました。羽田空港には翌8月1日午前11時30分に到着し、その後11時37分に212番スポットに駐機しました。エアバスA350-1000型機は、現在の国際線主力機であるボーイング777-300ERの後継機で、新しい国際線フラッグシップ機です。機内は4クラス239席の配置で、ファーストクラスは「1-1-1」の配列で6席、ビジネスクラスは「1-2-1」の配列で54席、プレミアムエコノミークラスは「2-4-2」の配列で24席、エコノミークラスは「3-3-3」の配列で155席となっています。ファーストクラスとビジネスクラスは、JALでは初めての扉付き個室タイプです。また、全クラスに4K解像度モニターを搭載し、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンと接続できる機内エンターテインメント(IFE)も完備しています。
JALはこの機体を13機発注しており、初号機は2023年12月15日に、2号機は2024年1月15日に、3号機は2024年3月31日に羽田空港に到着しました。1月24日から運航を開始し、現在は東京/羽田〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ線に1日2往復、東京/羽田〜ダラス/フォートワース線に隔日で運行しています。東京/羽田〜ダラス/フォートワース線は8月29日から1日1往復に増便される予定です。
さらに、2024年度中には東京/羽田〜ロンドン/ヒースロー線のJL43/44便にも投入する計画です。