2025年6月17日、東北新幹線の宇都宮~那須塩原間で発生したE8系車両の故障について、JR東日本が概要を発表しました。
発生概要
発生時刻:6月17日(火)11時24分頃
対象車両:営業運転前のE8系回送列車(確認走行中)
状況:車両故障により停車し、後続の営業列車に影響
影響:同日17時まで約6時間にわたり全線で運転見合わせ
運休本数:東北・山形・秋田新幹線 合わせて上下計86本
影響人員:約54,700人
故障内容
故障車両は、2025年6月10日落成の川崎車両製E8系
今回の確認走行は2回目
補助電源装置の故障により、主変換装置に電力が供給されず、冷却装置が作動せず
その結果、回路保護機能が作動してモーターが停止し、走行不能に至る
※現在、詳細な原因については調査中
関連故障の発生
同日には、以下のE8系でも車両故障が確認されています
・小山駅に停車中の「つばさ136号」
・郡山駅のE8系回送列車
・山形新幹線内「つばさ139号」
これらのトラブルとの関連性についても調査が進められているとのことです。