
デルタ航空は、新たに導入するボーイング787-10型機について、プレミアム座席を大幅に拡充した機内仕様とし、将来的に欧州路線の主力機として運航する計画を明らかにしました。
同社は2026年1月、ボーイング787シリーズ最大型となる787-10を30機発注しました。
エアバス機を中心に機材更新を進めてきたデルタ航空にとって、大型ボーイング機の導入は国際線戦略における大きな転換となります。
納入開始は2031年以降を予定しており、老朽化が進むボーイング767型機の後継機として、大西洋横断路線を中心に活用される見通しです。
Contents
注目ポイント
- ボーイング787-10を30機導入
デルタ航空は787シリーズ最大型となる787-10を国際線向けに導入します。 - 欧州路線の主力機として運用予定
現在767型機が担っている米国~欧州路線を中心に置き換える計画です。 - プレミアム座席比率は50%超へ
ビジネスクラスやプレミアムエコノミーなど高収益座席を大幅に増やします。 - デルタ航空のプレミアム戦略を強化
エコノミー席を増やすのではなく、上級クラスへの投資を進めています。 - 次世代型デルタ・ワン導入の可能性
最新ビジネスクラスシートの採用については今後決定される予定です。
プレミアム座席を重視した機内構成
デルタ航空は、新型787-10についてプレミアム座席を重視した客室レイアウトを採用する方針です。
最高商務責任者(CCO)のジョー・エスポジート氏によると、787-10ではプレミアム座席の割合が50%を超える見込みです。
| 機材 | プレミアム座席比率 |
|---|---|
| ボーイング767型機 | 約30% |
| ボーイング787-10型機 | 50%超予定 |
デルタ航空は、高単価なビジネスクラスやプレミアムエコノミー需要の拡大を背景に、収益性の高い座席への投資を強化しています。
デルタ・ワン導入の可能性
新型787-10には、デルタ航空の最上位ビジネスクラス「デルタ・ワン(Delta One)」の最新シートが導入される可能性があります。
ただし、デルタ航空は現時点で正式な仕様を決定しておらず、導入については今後判断するとしています。
同社は2026年以降、長距離路線向けにエアバスA350-1000型機の導入も予定しており、こちらには次世代型デルタ・ワンの採用が予定されています。
デルタ航空が進めるプレミアム戦略
787-10への高いプレミアム座席比率の設定は、デルタ航空が近年進めている「プレミアム路線強化」の一環です。
- 高単価なビジネスクラス需要への対応
- プレミアムエコノミー市場の拡大
- 収益性向上を目的とした客室構成の変更
- エコノミー座席数よりも上級座席を重視
同社は2026年および2027年において、エコノミークラス座席数を大幅に増加させる予定はないと説明しています。
航空業界で広がるプレミアム化
プレミアム座席を重視する流れは、デルタ航空だけではありません。
競合するユナイテッド航空も、ボーイング787-9型機の新仕様機でビジネスクラス「ポラリス」とプレミアムエコノミーを合わせて99席を設定するなど、国際線における上級クラス強化を進めています。
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まとめ
デルタ航空は、2031年以降にボーイング787-10型機30機を導入し、欧州路線を中心とした国際線の主力機として運用する計画です。
- 787-10を30機導入予定
- プレミアム座席比率は50%超を計画
- 老朽化した767型機の後継機として活用
- デルタ・ワン最新シート導入の可能性あり
- 航空業界全体で進むプレミアム化を象徴する機材
2030年代の国際線競争では、単純な輸送力だけでなく、快適性や高付加価値サービスが重要になります。
デルタ航空の787-10導入は、航空会社が収益性を重視する新たな時代を象徴する動きとなりそうです。(画像:デルタ航空)









