
カンタス航空は、2028年からフルフラットのビジネスクラス・スイートなどを備えた「プレミアム仕様」のエアバスA321XLRを16機導入する計画を明らかにしました。
カンタス航空は約50機のA321XLRを発注していますが、初期に導入される機体は国内線・短距離国際線向けの仕様となっています。
一方、2028年から受領する16機は、ビジネスクラスにフルフラットシートを採用するほか、全席にシートバック・エンターテインメントを搭載。高速かつ無料のWi-Fiも利用できる予定です。
現時点では具体的な投入路線は発表されていませんが、オーストラリア国内の主要プレミアム路線や、パースなどを拠点とした国際線への投入が想定されています。
注目ポイント
- プレミアム仕様のA321XLRを16機導入
カンタス航空は2028年から、フルフラットシートなどを備えたプレミアム仕様のA321XLRを16機受領する予定です。 - ビジネスクラスは1-1配列の16席
ビジネスクラスは8列・1-1配列で、全席がフルフラットになる予定です。 - プライバシードア付きのスイート
各ビジネスクラス席にはプライバシードアを設置。19インチのエンターテインメント・モニターやUSB-Cなどの充電設備も備えます。 - 全席にエンターテインメントと無料Wi-Fi
プレミアム仕様のA321XLRでは、全席にシートバック・エンターテインメントを搭載し、全乗客が高速かつ無料のWi-Fiを利用できる予定です。 - 国内線・国際線の両方で活用か
パース~シドニー・メルボルンなどの国内線や、オーストラリアから東南アジア・インド方面などの国際線への投入が考えられます。
カンタス航空がプレミアム仕様のA321XLRを導入

カンタス航空は約50機のエアバスA321XLRを発注しています。
A321XLRは、A321neoをベースに航続距離を延長した機材で、比較的需要が少ない長距離路線などへの投入に適した機体です。
カンタス航空が初期に受領するA321XLRは、シートバック・エンターテインメントを搭載しない標準的な国内線仕様となり、主にボーイング737型機の後継として国内線や短距離国際線で運用されます。
これに対して2028年から導入される16機は、長距離路線にも対応できるプレミアム仕様となります。
ビジネスクラスはフルフラットの1-1配列

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ビジネスクラス | 16席 |
| 配列 | 1-1 |
| 座席 | フルフラット |
| シートタイプ | Thompson Aero VantageSOLO |
| プライバシー | プライバシードア付き |
| モニター | 19インチ |
| 充電設備 | ワイヤレス充電・USB-C |
| Wi-Fi | 高速・無料Wi-Fi |
ビジネスクラスには、ヘリンボーン型の「Thompson Aero VantageSOLO」シートを採用します。カンタス航空のナローボディ機としては初めてフルフラットシートが導入されることになります。
各座席にはプライバシードア、19インチのエンターテインメント・モニター、ワイヤレス充電、USB-C端子などを備えます。
全席にシートバック・エンターテインメントを搭載
プレミアム仕様のA321XLRでは、ビジネスクラスだけでなく全席にシートバック・エンターテインメントを搭載する予定です。
長距離路線での利用を想定した機材となるため、ナローボディ機でありながら、長時間のフライトでも快適に過ごせる客室環境を目指しています。
さらに、全乗客が高速かつ無料のWi-Fiを利用できる予定です。
カンタス航空のA321XLRはどの路線に投入される?
現時点では、プレミアム仕様のA321XLRを投入する具体的な路線は発表されていません。
ただし、今後の活用方法としては、オーストラリア国内のプレミアム路線と国際線の2つが考えられます。
パース~東海岸などの国内線
候補の一つが、パースとシドニー、メルボルンなどオーストラリア東海岸を結ぶ主要路線です。
これらの路線ではA330型機や737型機が使用されていますが、カンタス航空がサービス品質を高める路線として、プレミアム仕様のA321XLRを投入する可能性があります。
東南アジア・インド方面などの国際線
もう一つの可能性が国際線です。
特にパース、アデレード、ブリスベンなどを拠点として、これまで直行便が設定されていなかった海外都市への路線開設に活用することが考えられます。
A321XLRの航続距離を活かすことで、パースから東南アジアやインドの広い範囲へ直行することも可能になります。
プレミアム仕様A321XLRの今後に注目
カンタス航空は、約50機のA321XLRを導入する計画ですが、そのすべてがプレミアム仕様になるわけではありません。
2028年から受領する16機については、フルフラットのビジネスクラス、全席のシートバック・エンターテインメント、高速無料Wi-Fiなどを備えた長距離運航向けの仕様となります。
一方で、16機という機数を考えると、国内線のプレミアム路線と国際線の双方で運用する場合、就航できる路線数には限りがあります。
そのため、今後カンタス航空がどの都市間にプレミアム仕様A321XLRを投入するのかが、大きな注目ポイントとなりそうです。
まとめ
カンタス航空は、2028年からプレミアム仕様のエアバスA321XLRを16機導入する予定です。
- 2028年からプレミアム仕様のA321XLRを16機導入
- ビジネスクラスは16席の1-1配列でフルフラット仕様
- 全席にシートバック・エンターテインメントを搭載
- 高速かつ無料のWi-Fiを全乗客が利用可能
- 国内線のプレミアム路線や国際線への投入に期待
ナローボディ機でありながらフルフラットのビジネスクラスを備えるプレミアム仕様A321XLRは、カンタス航空の今後の路線展開を支える重要な機材となりそうです。
今後発表される具体的な投入路線にも注目が集まります。(画像:カンタス航空)









