阪神電車は開業120周年記念施策の一環として、2027年春に新型急行用車両「3000系」を導入し、座席指定サービスを開始します。
新型急行用車両「3000系」について
3000系では、阪神電車として初めて座席指定サービスに対応した車両を導入します。6両編成のうち1両に座席指定車両を設ける予定です。
また、快適性と省エネ性を向上させるため、以下の新技術を採用します。
電気式戸閉装置
スムーズなドア開閉で乗降時のストレスを軽減
インバータ式空調装置
より快適な車内環境を提供
同期リラクタンスモータシステム「SynTRACS」
8000系車両と比較して消費電力を約60％削減
座席指定サービス
近年高まる着席保証のニーズに応え、新型急行用車両3000系の6両編成のうち1両に、阪神電車として初めて座席指定サービスを導入します。
エクステリアカラー
車体カラーには「Re Vermilion（リ・バーミリオン）」を採用。長年親しまれてきた「赤胴車」のバーミリオン色を継承しながら、未来に向かって走る車両にふさわしい明るい印象を表現しています。
導入時期
2027年春より、まず1編成を運行開始し、その後、順次運用本数を増やしていく予定です。
