
JR九州は、「令和8年熊本地震」の影響で運転を見合わせている九州新幹線の熊本~新水俣間について、2026年9月18日(金)の始発列車から運転を再開する予定と発表しました。
一方、鹿児島本線の宇土~八代間については、2026年10月中旬の運転再開を目指して復旧工事を進めています。
九州新幹線では、水無川橋梁などで大きな被害が発生しましたが、橋桁のジャッキアップや軌道補修、架線の点検・修繕などを進め、運転再開に向けた最終段階へ入ります。
九州新幹線・鹿児島本線の運転再開見通し
九州新幹線
熊本~新水俣間 2026年9月18日(金)始発列車から
鹿児島本線
宇土~八代間 2026年10月中旬
注目ポイント
- 九州新幹線は9月18日に運転再開予定
熊本~新水俣間は、2026年9月18日(金)の始発列車から運転再開を予定しています。 - 再開後は一部区間で徐行運転
新八代駅付近の一部区間では徐行運転を実施し、順次本復旧へ移行します。 - 鹿児島本線は10月中旬の再開を目指す
宇土~八代間では復旧工事を継続し、10月中旬の運転再開を目指します。 - 九州新幹線では約600カ所の土木関係の損傷
高架橋の橋脚や支承部など、土木関係だけで約600カ所の被害が確認されています。 - 9月1日から九州新幹線の再開後のきっぷを発売
9月18日以降のきっぷは、9月1日(火)12時から発売される予定です。
九州新幹線は2026年9月18日に運転再開予定
JR九州は、運転を見合わせている九州新幹線の熊本~新水俣間について、2026年9月18日(金)の始発列車から運転を再開する予定としています。
詳細な運転時刻については、2026年8月31日(月)に発表される予定です。
また、9月18日(金)以降のきっぷは、2026年9月1日(火)12時から発売されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象区間 | 九州新幹線 熊本~新水俣間 |
| 運転再開予定日 | 2026年9月18日(金)始発列車から |
| 詳細ダイヤ発表 | 2026年8月31日(月) |
| きっぷ発売開始 | 2026年9月1日(火)12:00~ |
運転再開後は一部区間で徐行運転

九州新幹線は運転再開後も、すぐに全区間が通常の速度に戻るわけではありません。
新八代駅付近の一部区間では、第1島田高架橋と水無川橋梁を含めて徐行運転を実施し、その後、本復旧へ移行する計画です。
この影響により、熊本~鹿児島中央間では運転時刻にも変更が生じます。
- 下り列車:鹿児島中央駅への到着が最大8分程度繰り下げ
- 上り列車:鹿児島中央駅の発車が最大9分程度繰り上げ
- 鹿児島中央駅と本州方面を直通する列車:約9割の本数で運転
なお、博多~熊本間については、災害前から時刻の変更はありません。
九州新幹線で確認された主な被害
九州新幹線では、高架橋や線路、電力設備などに大きな被害が確認されています。
| 分野 | 主な被害 | 8月27日時点の復旧進ちょく率 |
|---|---|---|
| 土木 | 高架橋の橋脚・支承部など約600カ所 ※うち運転支障40カ所 |
約40% |
| 線路 | レール歪み・軌道沈下など約300カ所 | 約60% |
| 電力 | き電線引出線断線など約100カ所 | 約40% |
| 建築 | 柱脚5カ所、天井化粧材14カ所など | 約60% |
2026年8月27日(木)時点では、線路関係と建築関係の復旧が約60%まで進んでいます。
水無川橋梁で復旧工事を実施

九州新幹線の復旧において大きなポイントとなるのが、日奈久断層と交差する水無川橋梁です。
同橋梁では、断層付近の橋脚が移動・沈下する被害が発生しました。
2026年8月27日時点では仮柱の設置工事が進められており、今後は以下の工程で復旧作業を進める計画です。
| 時期 | 復旧作業 |
|---|---|
| 9月2日ごろまで | 仮受・仮柱を設置 |
| 9月5日~6日 | 橋桁のジャッキアップ・据え直し |
| 9月6日ごろまで | 橋桁と橋脚を切り離し |
| 9月15日まで | 橋桁部の軌道補修、架線点検・修繕 |
| 9月16日 | 線路確認 |
| 9月17日 | 速度向上試験 |
| 9月18日 | 運転再開予定 |
運転再開までに安全確認を進め、再開後は徐行運転を実施しながら本復旧を目指します。
新八代駅でも復旧工事
新八代駅では、ホーム屋根の柱脚に被害が確認されています。
測量や構造プレートの製作などを進め、2026年8月23日(日)には柱脚の固定を完了しました。
今後は9月15日(火)までを目標に、足場を設置したうえでパネル撤去やブレース修繕などを進める予定です。
鹿児島本線は宇土~八代間で復旧工事

鹿児島本線の宇土~八代間も、「令和8年熊本地震」の影響で運転を見合わせています。
JR九州は、同区間について2026年10月中旬の運転再開を目指しています。
同区間では、橋りょうや駅、線路、電力設備など幅広い被害が確認されています。
| 分野 | 主な被害 | 8月27日時点の復旧進ちょく率 |
|---|---|---|
| 土木 | 橋りょう変状29カ所、乗降場変状7駅 | 約40% |
| 線路 | 軌道変状約10km、約100カ所 | 約25% |
| 電力 | 電柱損傷27本、架線金具損傷300カ所以上 | 約10% |
| 建築 | 駅内外装損傷2駅 | 約20% |
鹿児島本線は10月中旬の運転再開を目指す
鹿児島本線の宇土~八代間では、運転再開に向けて電柱の建植や架線金具の交換、架線調整、橋りょう・駅舎の修繕などを進めます。
復旧工事の最終段階では、レール研磨や試運転などの安全確認を実施する予定です。
現時点では2026年10月中旬の運転再開を目指しており、今後の復旧状況が注目されます。
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まとめ
JR九州は、「令和8年熊本地震」で被害を受けた九州新幹線と鹿児島本線について、運転再開に向けた復旧工事を進めています。
- 九州新幹線の熊本~新水俣間は9月18日始発から運転再開予定
- 再開後は新八代駅付近の一部区間で徐行運転を実施
- 9月18日以降の九州新幹線のきっぷは9月1日12時から発売
- 鹿児島本線の宇土~八代間は10月中旬の運転再開を目指す
- 水無川橋梁などで復旧工事と安全確認を進める
九州新幹線は9月18日の運転再開に向けて復旧作業が進んでおり、今後は水無川橋梁などの復旧工程や徐行運転によるダイヤへの影響が注目されます。(画像:JR九州)









