
エアバスA380型機の主翼内部にある構造部材「桁(スパー)」に亀裂が見つかったことを受け、欧州連合航空安全機関(EASA)は緊急点検を指示しました。
対象となるのはエミレーツ航空の15機とカンタス航空の1機の計16機で、うち5機は直ちに点検が実施されます。
注目ポイント
- A380の主翼構造部材に亀裂を確認
定期整備中に主翼桁(スパー)で亀裂が発見されました。 - EASAが緊急点検を指示
対象となる16機の安全確認を求めています。 - エミレーツ航空15機、カンタス航空1機が対象
直ちに点検される5機はいずれもエミレーツ航空の機体です。 - 残る11機も25サイクル以内に点検
飛行・離陸・着陸を1サイクルとして管理されます。 - 現時点で運航への大きな影響は確認されていない
カンタス航空は定期整備中に追加点検を実施するとしています。
緊急点検の概要
| 対象機数 | 16機 |
|---|---|
| エミレーツ航空 | 15機 |
| カンタス航空 | 1機 |
| 直ちに点検する機体 | 5機(すべてエミレーツ航空) |
| 指示機関 | 欧州連合航空安全機関(EASA) |
亀裂が見つかった場所
亀裂が確認されたのは、主翼内部で大きな荷重を支える「桁(スパー)」です。
部位
主翼桁(スパー)
役割
飛行中の空気力学的荷重を支える主要構造部材
発見場所
定期整備中
根拠
EASAが2025年12月に発出した耐空性改善命令
今後の対応
| 5機 | 直ちに点検 |
|---|---|
| 11機 | 25サイクル以内に点検 |
| 修理の必要性 | エアバスとEASAが協議 |
| 運航への影響 | 現時点では限定的 |
A380で過去にも主翼問題が発生
2012年には、主翼の外板と内部リブを接合するブラケットに亀裂が見つかり、世界中のA380が点検対象となりました。
発生時期
2012年
問題箇所
主翼ブラケット
影響
世界中のA380が対象
対応
大規模改修と設計変更を実施
A380を運航する主な航空会社
- エミレーツ航空
- シンガポール航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- カンタス航空
- ルフトハンザドイツ航空
- カタール航空
- 大韓航空
- エティハド航空
- ANA(全日本空輸)
- アシアナ航空
エミレーツ航空は世界最大のA380運航会社で、現役機の半数以上を保有しています。
宿泊を伴う方へのご案内

早めの宿泊予約がおすすめです。
スカイスキャナーだと航空券が安く購入できます
X(旧Twitter)で最新情報を最速配信中!
まとめ
エアバスA380型機で主翼桁に亀裂が見つかり、EASAが緊急点検を指示しました。
- 対象はエミレーツ航空15機とカンタス航空1機
- 5機は直ちに点検を実施
- 残る11機も25サイクル以内に点検
- 修理の必要性をエアバスとEASAが協議
- 現時点で運航への大きな影響は確認されていない
A380では2012年にも主翼関連の問題が発生しており、今回の点検結果が今後の運航や整備計画に影響を与える可能性があります。(画像:エミレーツ航空)