JR東海では、特急「しなの」で使用している383系の取替を見据えて製作中の385系量産先行車（8両編成×1編成）について、車両のエクステリアデザインおよびシンボルマークを決定しました。
概要
デザインコンセプト
信濃・木曽・美濃地区の「豊かな自然と文化の調和」
「アルプスを翔ける爽風」をテーマに、アルプスの山並みを颯爽と駆け抜ける風をイメージしたデザインとしています。
また、両先頭車に前面展望を設けることで、四季折々の自然景観に恵まれた中央本線の魅力を存分に味わえる旅を演出します。
シンボルマーク
シンボルマークは、車両および沿線地域の特徴を色彩と形状で表現しています。
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信濃・木曽・美濃地区の森林を緑のグラデーションで表現
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緑を基調とした大きなカーブと3本のラインにより、沿線の針葉樹林を表現
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オレンジ色のカーブで、国内最速で曲線を走行する特急「しなの」のスピード感を表現
インテリアデザイン
グリーン車・普通車ともに、内装材に縦のラインや木目調の意匠を多く採用し、木曽地域にゆかりのある「木曽五木」のイメージを表現しています。
グリーン車
テーマ：優雅なプライベート感
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当社在来線として初となるバックシェル式3列シートを採用
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座席生地は、北アルプスの朝焼けやリンドウ（長野県の花）をイメージした配色
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室内は落ち着きと重厚感のある色彩とし、壁面装飾には**岐阜県の伝統工芸「美濃焼」**を採用
普通車
テーマ：自然の心地よさ
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座席は木曽の森林をイメージしたデザイン
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室内は爽やかで明るい色彩とし、快適で親しみやすい空間を演出
今後の計画
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2026年春頃より、量産先行車による走行試験を開始
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次世代振子制御技術などの各種性能確認を実施
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量産車は2029年度頃の営業開始を目指します
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