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【西武鉄道】20000系全144両をリニューアル|内外装を刷新・2028年から順次運行開始

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西武鉄道と日立製作所は、西武20000系電車の全144両をリニューアルすると2026年9月2日に発表しました。

製造元である日立製作所の笠戸事業所で施工し、主要機器の更新に加えて、車内と外観のデザインを大幅に刷新します。

リニューアル車両は2028年から順次運行を開始する予定です。


注目ポイント

  • 西武20000系全144両をリニューアル
    10両編成8本と8両編成8本のすべてが対象となります。
  • 製造元の日立笠戸事業所で施工
    同事業所で製造された車両が「里帰り」してリニューアルを受ける初の取り組みです。
  • 車内デザインを一新
    木目調の床や濃いブルーの座席を採用し、全車両にフリースペースを設置します。
  • 外観も新しいデザインへ
    前面をシルバーとブルーでまとめ、側面には西武鉄道のコーポレートカラーをもとにしたデザインを採用します。
  • 2028年から順次運行開始
    リニューアルを終えた編成から順次営業運転に投入される予定です。




西武20000系全144両をリニューアル

今回のリニューアル対象となるのは、西武鉄道が保有する20000系の全車両です。

対象車両 西武20000系
10両編成 8編成(80両)
8両編成 8編成(64両)
合計 16編成・144両
運行開始 2028年から順次

一部の編成だけではなく、10両編成と8両編成を合わせた16編成すべてが新しい姿へ生まれ変わります。


製造元の日立笠戸事業所へ「里帰り」

リニューアル工事は、山口県下松市にある日立製作所 笠戸事業所で行われます。

西武20000系は同事業所で製造された車両で、製造元へ車両を送り、そこでリニューアル工事を行う形となります。

日立によると、笠戸事業所で製造した車両が同事業所へ「里帰り」し、リニューアルを受けるのは初の取り組みです。

今回のプロジェクトを機に、笠戸事業所には改造専用の設備を用意するなど施工体制を強化し、工期短縮と品質向上を図ります。


主要機器や非常通報装置などを更新

リニューアルでは、今後も長期間にわたって車両を使用するため、主要機器や補助機器を更新します。

主な更新機器 SIV(静止形インバーター)装置、空調装置、モニター装置など
補助機器 放送装置、非常通報装置など

一方で、現在も使用できる荷棚などについては引き続き活用し、既存設備を生かしながら必要な部分を更新します。


車内は木目調の床と濃いブルーの座席に刷新

インテリアは、20000系製造時のデザインコンセプト「シンプル&クリーン」を継承しながら、新しいデザインへ変更します。

床面には木目調のデザインを採用し、座席のモケットは濃いブルーに変更。落ち着いた印象の車内空間となります。

また、座席端部の袖仕切りを大型化することで、着席している乗客と立っている乗客の間をより明確に仕切ります。


全車両にフリースペースを設置

利便性向上のため、リニューアル後はすべての車両にフリースペースを設置します。

車いすやベビーカーなどを利用する乗客にとって使いやすい車内環境へ改善されます。

デザイン変更だけでなく、幅広い利用者が快適に利用できる車両へアップデートされることになります。


外観はシルバーとブルーを基調とした新デザイン

エクステリアも、現在の20000系のイメージを生かしながら新しいデザインへ変更します。

車両正面の波板部分をシルバーに変更し、側面にはストライプと西武鉄道のコーポレートカラーをもとにしたデザインを採用します。

公開されたイメージでは、前面をシルバーとブルーでまとめ、側面にはブルーやグリーン系のラインを配置した姿が示されています。

現在の20000系らしさを残しながら、より現代的な印象へ変化することになりそうです。


2000年デビューの西武20000系

西武20000系は、「環境と人にやさしい」をテーマに開発され、2000年2月にデビューした通勤車両です。

アルミニウム合金製の車体や電力回生ブレーキを採用したほか、西武鉄道の通勤車両として初めてワンハンドル・マスコンを導入しました。

さらに、LEDによる車外の種別・行先表示器を採用するなど、登場当時の西武鉄道の新しい通勤車両を象徴する存在となりました。

デビューから四半世紀以上を経て、今度は大規模なリニューアルによって新たな時代に対応した車両へ生まれ変わります。


まとめ



西武鉄道と日立製作所は、西武20000系全144両のリニューアルを実施し、2028年から順次運行を開始します。

  • 10両編成8本・8両編成8本の全144両が対象
  • 製造元の日立製作所笠戸事業所へ「里帰り」して施工
  • 主要機器を更新し、全車両にフリースペースを設置
  • 木目調の床や濃いブルーの座席など車内デザインを刷新
  • 外観もシルバー・ブルーなどを取り入れた新デザインへ変更

2000年のデビューから長年にわたり活躍してきた西武20000系が、大規模なリニューアルによってどのような姿に生まれ変わるのか、2028年からの運行開始が注目されます。(画像:西武鉄道)


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