
筑豊電気鉄道は、2027年3月から新型低床式LRV(Light Rail Vehicle)「7000形」の営業運転を開始すると発表しました。
老朽化した3000形車両の置き換えとして導入される7000形は、バリアフリー対応の超低床設計を採用。
消費電力量を約50%削減する省エネ性能や輸送力向上を実現し、沿線地域に寄り添う快適な移動空間を提供します。
Contents
7000形の概要
車両形式
7000形(低床式LRV)
営業運転開始
2027年3月予定
導入目的
老朽化した3000形車両の更新
定員
112名(3000形比16名増)
特徴
超低床・バリアフリー設計、省エネ仕様
注目ポイント
- 2027年3月から営業運転開始予定
老朽化した3000形に代わる新型低床LRVとして導入されます。 - 超低床・バリアフリー設計を採用
ホームと車両床面の段差をなくし、誰もが利用しやすい車両となります。 - 消費電力量を約50%削減
LED照明や高効率制御装置、回生ブレーキの採用により環境負荷を低減します。 - 定員は112名へ増加
従来の3000形(96名)より16名増え、ラッシュ時の輸送力向上を図ります。 - 沿線地域をイメージした新デザイン
筑鉄の「C」をモチーフにしたラインと、「Flower yellow」の車体カラーを採用しています。
車両デザインの特徴
コンセプト
「やさしさ」と「つながり」を表現したデザイン
前面デザイン
ブラックを回り込ませ、一枚ガラスのような印象を演出
アクセント
筑鉄(Chikutetsu)の「C」をイメージしたライン
車体カラー
福岡県・北九州市・中間市・直方市の花をイメージした「Flower yellow」
曲面ガラス
開放感と沿線地域との一体感を表現
車内デザイン

- グレーとベージュを基調とした落ち着いたインテリア
- リビングのようにくつろげる快適な車内空間
- 大型窓による開放感を確保
- 広い通路とシンプルなレイアウトで移動しやすい設計
- 柔らかな質感の座席を採用
主な性能・設備
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バリアフリー | 超低床設計で段差のない乗降を実現 |
| 環境性能 | LED照明・LED前照灯・高効率制御装置・回生ブレーキを採用 |
| 省エネ | 3000形比で消費電力量約50%削減 |
| 輸送力 | 定員112名でラッシュ時の混雑緩和に対応 |
| 快適性 | 大型窓・広い通路・モダンな車内デザイン |
導入の背景
筑豊電気鉄道で現在主力として活躍する3000形は、60年以上前の車両装置を使用しており、部品調達が難しくなるなど老朽化が課題となっています。
また、脱炭素社会の実現や持続可能な公共交通の維持が求められいます。
省エネルギー性能やバリアフリー性能を大幅に向上させた7000形を導入することで、安全性・快適性・環境性能を高め、今後も安定した輸送サービスの提供を目指します。
LRV(Light Rail Vehicle)とは
LRVは「Light Rail Vehicle(ライトレール車両)」の略称で、低床構造を採用し、バリアフリー性や省エネルギー性能に優れた次世代型路面電車です。
まとめ
筑豊電気鉄道では、2027年3月から新型低床LRV「7000形」の営業運転を開始します。
- 2027年3月に営業運転開始予定
- 超低床・バリアフリー設計を採用
- 消費電力量を約50%削減する省エネ仕様
- 定員を112名へ増やし輸送力を強化
- 「Flower yellow」を採用した新デザインで沿線とのつながりを表現
開業70周年を迎えた筑豊電気鉄道にとって、新型7000形は次世代の主力車両として、快適で環境に優しい地域交通を支える存在となりそうです。(画像:筑豊電気鉄道)









