西武鉄道では、山口線(レオライナー)で活躍する車両について、2025~2027年度の3年間で全3編成を新型車両へ順次更新します。
このたび、第1編成となる新型レオライナーが完成し、埼玉西武ライオンズをイメージした外観デザインを採用しました。
車両形式:L00系(れおけい)

新形式名「L00 系」は、沿線3駅を象徴する頭文字 “L” と、無限の可能性を示す “00(∞)” を組み合わせて名付けました。
読み方は、車両と路線の愛称にちなみ 「れおけい」 としています。
“L” は山口線の3駅の頭文字に由来:
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Lions(西武球場前駅)
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Leisure(西武園ゆうえんち駅)
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Lake(多摩湖駅)
車両概要
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製作両数:4両 × 3編成(合計12両)
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2025年度:4両
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2026年度:4両
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2027年度:4両
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乗車定員:144人
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座席:56人
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立席:88人
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安心・安全設備
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防犯カメラ:各車両の車端部に2か所ずつ設置
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車側カメラ:全車両に設置
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ドライブレコーダー:1・4号車に装備
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ホーム検知装置:2・3号車に搭載(ホームとの接触防止に寄与)
快適性・ユニバーサルデザイン
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kids SEAT:1号車・4号車に設置
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ショーケース:2号車・3号車に設置(沿線情報や展示を想定)
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車いすスペース:各車両に1か所ずつ設置
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車内案内表示器(LCD):各出入口上部に設置し、運行案内等を表示
デザインの特長(第1編成)

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埼玉西武ライオンズをイメージしたチームカラー・象徴的な意匠を反映
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山口線の愛称「レオライナー」との親和性を高めた外観
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沿線のレジャー施設と調和した視認性の高い車体デザイン