
大韓航空は、ボーイング製航空機103機の導入を正式に決定したと2026年9月16日に発表しました。
導入するのは、777-9が20機、787-10が25機、737-10が50機、777-8F貨物機が8機で、旅客機95機と貨物機8機の計103機となります。
航空機の契約額は362億ドルで、予備エンジンの購入や整備サービスを含めた契約総額は448億ドルに達します。
大韓航空は、アシアナ航空との統合後を見据えた機材確保と、次世代機への更新を進める計画です。
注目ポイント
- ボーイング製航空機103機を導入
777-9、787-10、737-10、777-8Fの4機種を導入します。 - 旅客機95機・貨物機8機を発注
長距離旅客機からナローボディ機、貨物機まで幅広くそろえます。 - 航空機だけで362億ドル規模
エンジン購入・整備サービスを含めると総額448億ドルとなります。 - アシアナ航空との統合後を見据えた機材更新
中長期的な成長に必要な機材を確保し、機材の近代化を進めます。
大韓航空がボーイング製航空機103機を正式発注
大韓航空は、ボーイング製の次世代航空機103機を導入する契約を正式に締結しました。
今回の契約は、2025年8月に米国ワシントンD.C.で発表された航空機・エンジン購入計画を正式契約として確定したものです。
| 機種 | 導入機数 |
|---|---|
| ボーイング777-9 | 20機 |
| ボーイング787-10 | 25機 |
| ボーイング737-10 | 50機 |
| ボーイング777-8F | 8機 |
| 合計 | 103機 |
旅客機は95機、貨物機は8機となり、長距離国際線から中短距離路線、貨物輸送まで幅広い用途をカバーする機材構成となります。
777-9・787-10・737-10を大量導入
ワイドボディ旅客機では、777Xシリーズの大型機777-9を20機、787シリーズで最大となる787-10を25機導入します。
ナローボディ機では、737 MAXファミリー最大の737-10を50機導入する計画です。
さらに貨物部門では、次世代大型貨物機777-8Fを8機導入します。
777-8Fは今回の契約により、大韓航空として初めて発注する機種となります。
航空機・エンジン関連で総額448億ドル
今回の契約では、ボーイング製航空機103機だけでなく、GEエアロスペースやCFMインターナショナルとのエンジン関連契約も行われました。
| 航空機103機 | 362億ドル |
|---|---|
| 予備エンジン・整備サービス | 約86億ドル |
| 契約総額 | 448億ドル |
予備エンジンは21基を購入するほか、GEエアロスペースとは航空機28機を対象とした15年間のエンジン整備サービス契約も締結しました。
新しい航空機を購入するだけでなく、導入後の運航を支えるエンジンや長期整備まで含めた大規模な契約となっています。
アシアナ航空との統合後を見据えて機材を確保
大韓航空は今回の大量発注について、アシアナ航空との統合後の中長期的な成長に備えるとともに、世界的な航空機供給の遅れに対応するため、将来必要となる機材を先行して確保する狙いがあるとしています。
新型航空機への更新によって燃料効率や運航効率の向上を図り、旅客・貨物双方の輸送能力を拡大する計画です。
大韓航空とボーイングは長年にわたり航空機分野で協力関係を築いており、今回の103機の契約は大韓航空にとって過去最大規模のボーイング機発注となります。
まとめ
大韓航空は、アシアナ航空との統合後を見据え、ボーイングの旅客機・貨物機を幅広く導入します。
- ボーイング製航空機103機の導入を正式決定
- 777-9を20機、787-10を25機、737-10を50機導入
- 次世代貨物機777-8Fも8機導入
- 航空機の契約額は362億ドル
- エンジン購入・整備を含む総額は448億ドル
大型ワイドボディ機からナローボディ機、貨物機までをまとめて確保することで、大韓航空の機材構成は今後大きく変化していくことになりそうです。(画像:大韓航空)









