
東武鉄道と日立製作所は、東武東上線の新型車両90000系が「2026年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞したと発表しました。
90000系は、荒川や新河岸川の舟運の歴史をモチーフにした車両です。さらに、「私の選んだ一品 2026 グッドデザイン賞審査委員セレクション」にも選出されました。
注目ポイント
- 東武東上線90000系がグッドデザイン・ベスト100を受賞
2026年度の「グッドデザイン・ベスト100」に選ばれ、車両のデザインが評価されました。 - 高瀬舟をモチーフにした特徴的な外観
荒川や新河岸川の舟運の歴史を背景に、船を思わせる前面形状を採用しています。 - 船や水辺をイメージした車内デザイン
船の木材や川、水をイメージした色や素材を取り入れ、落ち着いた車内空間を演出しています。 - 子どもや利用者に配慮した設計
子どもが車窓の景色を見やすい縦長のドア窓や、バリアフリーへの配慮などが評価されました。 - 「私の選んだ一品 2026」にも選出
「グッドデザイン賞審査委員セレクション」にも選ばれ、地域の歴史を生かしたデザインが注目されています。
90000系の概要
| 車両名 | 東武東上線90000系 |
|---|---|
| 受賞 | 2026年度グッドデザイン・ベスト100 |
| 審査委員セレクション | 私の選んだ一品 2026 グッドデザイン賞審査委員セレクション |
| デザインコンセプト | 地域と人と未来をつなぐ わたし舟 |
| 営業運転開始日 | 2026年9月26日 |
| 日立製作所の担当 | 車体デザイン、デザインレビュー、製作 |
90000系は地域の歴史を取り入れた新型車両
東武東上線の90000系は、2026年9月26日に営業運転を開始した新型車両です。東武鉄道と日立製作所が連携し、日立製作所が車体デザインやデザインレビュー、製作を担当しました。
デザインコンセプトは「地域と人と未来をつなぐ わたし舟」です。荒川や新河岸川でかつて行われていた舟運の歴史を背景に、地域に根差した車両を目指しています。
外観には高瀬舟をモチーフとした形状を採用し、車内も船の木材や川、水をイメージした色や素材でまとめました。東武グループが掲げる「人にやさしく 人と地域が共に輝きつづける社会」という目標も、デザインの考え方に反映されています。
グッドデザイン賞の審査で評価されたポイント
審査では、高瀬舟を思わせる前面の傾斜や、船をテーマにした車内空間、木材をイメージした色使いなどが評価されました。
また、ドア窓を縦長にすることで子どもが外の景色を見やすくするなど、利用者への細やかな配慮も評価のポイントとなっています。通勤車両としての使いやすさを大切にしながら、鉄道車両の新たな可能性を示した点が注目されました。
「私の選んだ一品 2026」にも選出
90000系は、「私の選んだ一品 2026 グッドデザイン賞審査委員セレクション」にも選出されました。
審査委員の張建(ジャン・ジャン)氏は、青とオレンジの配色や、金属製の車体と自然光、大きな窓を通じて車内と沿線風景をつなぐ設計に注目しています。
さらに、舟運の歴史を車両の形状や模様、素材に落とし込んだ点や、子どもの視線への配慮、バリアフリーの考え方なども評価しました。清掃やメンテナンスへの配慮を含め、日本のデザインに見られる細やかさと地域への温かいまなざしが評価されています。
まとめ
東武東上線90000系は、舟運の歴史を車両のデザインに取り入れた点や、子どもを含む利用者への配慮などが評価され、グッドデザイン・ベスト100の受賞と審査委員セレクションへの選出につながりました。
- グッドデザイン・ベスト100を受賞
- 「私の選んだ一品 2026」にも選出
- 高瀬舟をモチーフにした外観と、船や水辺をイメージした内装を採用
- 子どもの車窓からの見やすさやバリアフリーにも配慮
90000系は、地域の歴史と日常の移動をデザインでつなぐ新型車両として注目されます。(画像:東武鉄道)









