
全日本空輸(ANA)は2026年8月18日、2026年度下期の航空輸送事業計画を一部変更すると発表しました。
国際線では、成田~ムンバイ線と羽田~ミラノ線を増便してデイリー運航とするほか、成田~バンコク線と成田~シンガポール線も増便します。
また、成田~パース線は2026年10月25日からデイリー運航へ増便。訪日需要が高まる下期に向けて、アジアや欧州、オセアニア路線の運航を強化します。
一方、成田~ホノルル線は一部期間で減便します。
さらに、2026年11月以降には新型ビジネスクラス「THE Room FX」など全クラスに新シートを搭載したボーイング787-9型機を受領する予定です。
注目ポイント
- 国際線を前年同期比4%増に拡大
成田~ムンバイ、羽田~ミラノをデイリー化します。 - 成田~バンコク・シンガポールを増便
バンコクは最大1日2往復、シンガポールは1日2往復で運航します。 - 成田~パース線をデイリー化
2026年10月25日から週7往復に増便します。 - 新仕様の787-9を11月以降に受領
「THE Room FX」など全クラスに新シートを導入します。
ANA国際線の主な増便・減便
2026年度下期は、アジアや欧州、オセアニア方面を中心にANA国際線の運航体制が変更されます。
| 路線 | 変更内容 |
|---|---|
| 成田~ムンバイ | 9月1日から週7往復(1日1往復) |
| 羽田~ミラノ | 下期中に週7往復(1日1往復)へ増便予定 |
| 成田~バンコク | 9月1日から週11往復、冬ダイヤから週14往復 |
| 成田~シンガポール | 9月1日から週14往復(1日2往復) |
| 成田~パース | 10月25日から週7往復(1日1往復) |
| 成田~ホノルル | 一部期間で減便。週10~14往復 |
| 羽田~ストックホルム | 週3往復を継続 |
| 羽田~イスタンブール | 週3往復を継続 |
成田~ムンバイ線をデイリー化
成田~ムンバイ線は、現在週3往復で運航されていますが、2026年9月1日から週7往復のデイリー運航へ増便します。
増便後は毎日運航となるため、成田からインド・ムンバイへの旅行や出張で利用しやすくなります。
今回の増便は冬ダイヤ期間も継続される予定です。
羽田~ミラノ線もデイリー運航へ
羽田~ミラノ線についても、現在の週3往復から週7往復のデイリー運航へ増便する計画です。
具体的な増便開始日は今後あらためて案内される予定です。
なお、同時期に開設された羽田~ストックホルム線と羽田~イスタンブール線は、いずれも週3往復の運航を維持します。
バンコク・シンガポール線も増便
成田~バンコク線
成田~バンコク線は、現在の週7往復から2026年9月1日より週11往復へ増便します。
さらに冬ダイヤでは増便を進め、週14往復、1日2往復の運航となる予定です。
成田~シンガポール線
成田~シンガポール線は、現在の週7往復から2026年9月1日より週14往復へ増便します。
冬ダイヤ期間も週14往復の運航を継続する予定です。
成田~パース線をデイリー化
オセアニア路線では、成田~パース線を2026年10月25日からデイリー運航へ増便します。
現在は週3往復の運航ですが、冬ダイヤから週7往復となり、オーストラリア西部へのアクセスがさらに便利になります。
成田~ホノルル線は一部期間で減便
増便が相次ぐ一方で、成田~ホノルル線は一部期間で減便します。
成田~ホノルル線は最大1日2往復で運航していますが、対象期間中は2便目のNH182・NH181便を一部曜日のみの運航とします。
| 減便対象期間 | 運航曜日 |
|---|---|
| 2026年10月25日~11月5日 | 火・金・日 |
| 2026年11月21日~12月16日 | 火・金・日 |
| 2027年1月11日~3月18日 | 火・金・日 |
| 2027年3月27日~4月中旬 | 火・金・日 |
1便目のNH184・NH183便は通期で1日1往復を継続します。年末年始などの多客期は減便しません。
新型ボーイング787-9を2026年11月以降に受領

ANAは2026年11月以降、最新シートを全クラスに搭載したボーイング787-9型機を受領する予定です。
新仕様機では、ビジネスクラスに個室型シート「THE Room FX(ザ・ルームFX)」を採用します。
2019年に登場した777-300ERの「THE Room」の快適性を引き継ぎながら、787型機の機体幅に合わせて設計された新しいビジネスクラスシートです。
新型787-9は全クラスに新シートを採用
新仕様の787-9型機は、ビジネスクラスだけでなく、プレミアムエコノミーとエコノミークラスにも新シートを採用します。
| クラス | 座席数 |
|---|---|
| ビジネスクラス | 48席 |
| プレミアムエコノミー | 21席 |
| エコノミークラス | 137席 |
| 合計 | 206席 |
機内は3クラス制で、合計206席となります。既存機と比べてエコノミークラスは1列9席分の減少にとどめ、快適性と座席数のバランスを図っています。
新仕様機の具体的な投入路線や時期については、決定次第あらためて発表される予定です。
2026年度下期はANA国際線がさらに便利に
今回の変更では、成田~ムンバイ、羽田~ミラノ、成田~バンコク、成田~シンガポール、成田~パースなどで増便が実施されます。
特にデイリー化される路線が増えることで、旅行や出張の日程を組みやすくなる点がメリットです。
一方で、成田~ホノルル線では一部期間に減便が行われるため、利用予定がある場合は運航日を確認しておく必要があります。
利用時の注意点
- 路線によって増便開始日が異なります。
- 羽田~ミラノ線のデイリー運航開始日は今後発表される予定です。
- 成田~ホノルル線は一部期間・曜日で減便されます。
- 年末年始などの多客期は成田~ホノルル線の減便対象外です。
- 新型787-9型機の具体的な投入路線と時期は今後発表される予定です。
- 運航スケジュールや機材は変更される場合があります。
まとめ
ANAは2026年度下期、国際線の増便と新仕様787-9の導入を進めます。
- 国際線を前年同期比4%増に拡大
- ムンバイ・ミラノ線をデイリー化
- バンコク・シンガポール・パース線を増便
- 新仕様787-9を11月以降に受領
欧州・アジア・オセアニア路線の運航強化に加え、新シートを採用した787-9の投入にも注目です。(画像:ANA)








